ニューヨーク⇔東京を 行き来してもう何年経つのでしょうか。
最初に御逢いした時は確か20代前半 下手したら10代でしたね。(勿論私ではないですよ)
学生時代から担当させて頂くお客様は沢山おりますが
最近本当に想うのは 男性陣は立派に成長して逞しくなり
仕事をバリバリこなしていて いつの間にやらすっかり大人になってしまっていて
追い抜かれていると感じることがしばしば。
同じようなカットスタイルでも 年齢を重ねて、且つ、その人が放つオーラみたいなものが
変わってくるので それに合わせてカットのラインは変えているんですよ。
洋服と同じです。
同じ白のシャツでも 昔はなんでも着こなせていたかもですが
経験や様々なその人隣が出来上がって、「個人」が確率されてくると
身体に合った サイズ感が重要になってくると感じており
サイズ感が合うと よりその人が素敵に見えるようになるじゃないですか。
洋服のサイズを重要視するように
カットラインも特にお顔回りや横顔のシルエットなどは
以前に比べて集中して、且つ計算してカットするようになりました。
こうやって日々様々な変化を感じ、ふと後ろを振り向くと
ちっさいですが「歴史」 というものが構築されてきているのですね。