ストレス社会のせいなのか
はたまた女性の社会進出によるものなのか
ここ10年での髪質の変化に
驚きます。
というのは
10年前の30代の髪質と
今の30代の髪質の違いだったり
20年前の20代の毛量と
現在の20代の毛量の違いです。
勿論メラニン色素量も随分と変化し
カラー剤の進化と合い重なり
かなりヘアスタイルの可能性が広がりました。
短時間
低コスト、低ダメージで出来るように進化しています。
思い返すと20年くらい前は
ドレッドヘアを作るのに
2日がかりの3人がかり。
12時から6時くらいまで。
勿論料金もそれなりに高額でした。
エクステンションも
昨今のような人毛を襟足につけてロングヘアにしてみる
という簡易的なものではなく
フルヘッド(全頭)四つ編とか
ありました。( *´艸`)
そう考えると
90年代後半、東京におけるヘアスタイルは
自己主張の一つであり
自己の存在証明であり
他者との違いに重きがおかれていた時代なのかもしれません。
エクステンションという技術に関しては
その数年後に施術が一人でも可能なエクステンション技術
というものも存在しましたが
それはあくまでも
自然にロングヘアにしたい
という方向けで
ブラックテイストの強いスタイルにするには
物理的に4本の手が必要であり
20本の指によって可とされるスタイルだと思います。
非常に生産性が低い技術なのかもしれません。
生産性が低いけど
仕上げた時のあの達成感。満足感、やり遂げた感。
時間がひたすらかかるけど
その時間の中で生まれるヒューマンドラマ(?)
そういう余裕があったという事なのかもしれません。
自転車に久しく乗っていなくても
乗り方を忘れてしまうことが無い様に
私も
若干手は鈍っているとは思いますが
相方がいたら今でもエクステが出来るのになぁ|ω・)デモシタイヒトガイナイ。。。。
前頭三つ編みとか
編み込み&細かい三つ編みロングとか
心が打ち震えそうになるほど
手が疼くのです。( *´艸`)
たぶん
凄い職人気質の美容師なので
ぐるぐるパーマとか
細かいロッドでパーマを巻き
ホイットニーヒューストン(古ッ!!)的なスタイルを
作れたら
また楽しいだろうなーとか
でもこれから美容師さんになる人は
技術がさらにモノをいう事になるから大変ダロウナーとか
秋のせいか
考えてしまうわけです。
|ω・)
こまつ